僕の宵と明けの唄

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アスペルガー症候群の僕の生活・趣味を綴ります。

チョーテキトーな映画評~その二

その一で邦画は面白いと書きましたが、内容もそうですが、やはり母国語。日本語の繊細なニュアンスが伝わるのがいいです。
方言というわけではないですが、地域ごとの言葉遣い。それが楽しめるのも邦画の良さです。
反対にそういったものは楽しめませんが、洋画も吹き替え版を観ます。
吹き替えの方が今や楽でいいです。
字幕は間違いが多いみたいだし。
DVD借りてきて吹き替え版と字幕版で観るとよくわかります。
2回観るのがめんどくさいので、よほどのことがない限り吹き替えで観ます。


では、映画評です。
☆付の満点は例によって☆5です。

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ヒロイン失格
☆☆☆
桐谷美玲主演のドタバタラブコメディーです。
ヒロインが恋するのはお約束のツンデレ男子。
安心して観れる映画です。
この映画を観るまでは苦手だった桐谷美玲の魅力爆発作です。

〇百円の恋
☆☆☆☆☆
昨年の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲った安藤サクラの主演作です。
ボクシングとバイト(生活)と恋の話。
ほどよい弛みと緊張感のある良作です。

変態仮面 アブノーマルクライシス
☆☆☆☆
鈴木亮平の当たり役となったヒーローものの続編です。
こういうわかりやすい映画、大好きです。
ヒロインを演じる清水富美加を知ったのもこの映画の第一作です。
のんちゃん騒動で有名なレブロ所属の女優さんですが、まだ若いのに大化けしましたね。
今作は柳楽優弥が出てますが、どんどん出てほしい役者です。
ちなみにピンクとグレーではミスキャストもいいとこでしたので、少しは役を選んでほしいもんです。

僕だけがいない街
☆☆☆☆
なんだかわからないけど、面白かったです。
藤原竜也がんばれー。

〇星が丘ワンダーランド
☆なし。
ここ数年観た映画の中でも最低級の映画で、事務所オールスターの映画ですが、何年か前のホリプロオールスターの「インシテミル」なみのつまらなさです。
もう二度とこんな映画は作られないでしょう。
のぞみーるだけはかわいいです。

〇愛の小さな歴史
☆☆☆(あるいは☆4つ)
若い監督がしぶい配役(無名に近い人が多い)で作り上げた良作です。
愛というより「家族という病」といった感じでしょうか。
この映画が面白く、かつ問題作なのは、DVDに収録されていいる特別映像を観ないと完結しないというところです。
映画祭かなんかの関係で尺があったのかもですが、ぜひ完全版で観たいものです。

■ここからはテレビのため撮り

ブラックスワン
☆☆☆☆
洋画です。
吹き替え版で。
で、この映画ですが、ホラーですね。
「キャリー」を思い起こしてしまったのは僕だけでしょうか。
だって、かあちゃん怖いんだもん。
それにしてもナタリー・ポートマンはすばらしいです。

〇最強の二人
☆☆☆☆☆
フランス映画です。
こちらも吹き替え版で。
実話を元にしたというから驚きです。
さまざまな脚色はあるでしょうが。
障碍と人間というものについて考えさせられます。
最強に面白い作品です。
冒頭のカーチェイスから、たまらんです。

十三人の刺客
☆☆☆☆☆
こんな時代劇なら何度観てもいいです。
陰影を強調した映像。
迫力の殺陣。
なんといっても最優秀助演男優賞は殺陣の、群を抜いたさばきのするどさ、速さで「松方弘樹」です。

〇超高速参勤交代
☆☆☆☆
十三人の刺客と配役がかぶってるあたりも観た時期として楽しめました。
佐々木蔵之介氏の会津なまりのへたくそさはご愛敬。
忍成修吾が出てる!

のだめカンタービレ
☆☆☆☆
この映画を観てるとクラシックの魅力に気づかされるんだ。
僕個人としてはクラシックが好きだった亡き親父を思い出してうるうるしてました。
いい映画です。

渥美清の良さ

古い映画も2作。

男はつらいよ(第一作)
☆☆☆☆
え!そんなエピソードがあったなんて!!

八つ墓村
☆☆☆☆☆
松竹版の渥美清金田一耕助役という異色作ながら、ロケ地に岩手の内間木洞が使われてたりして。。
ショーケンがいいです。
それから、渥美清御大も抑えた演技でよかったです。
観ないと損です。

八つ墓村

以上、映画評その二でした。