僕の宵と明けの唄

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アスペルガー症候群の僕の生活・趣味を綴ります。

いきなり旅~秋田小安峡・鳥海山編 その1

■雨女返上か?かみさんの晴れときどき雨
かみさんの秋彼岸繁忙期前、10日間連続勤務を控えた某日、貴重な連休が取れたことをいいことに、またまたいきなり旅を敢行しました。

今回は、北東北の情報誌rakuraでも紹介されていた秋田の湯沢市皆瀬の小安峡(おやすきょう)に行ってきました。

地理的には岩手・宮城・秋田にまたがる栗駒山系の秋田側です。

当日は盛岡を出発したときは雨模様でしたが、横手あたりに入ると雨も降ったり止んだりで、小安峡に着いた時には、雨も上がってくれました。

かみさんは朝、一仕事があったので、前の晩、3時間睡眠で夜中1時に起きていた僕が、朝、かみさんを5時に起こしての出発となりました。
 
■以下が一日目の旅程
8:00盛岡出発

↓ 西和賀・横手経由

10:30湯沢市稲庭町 佐藤養助総本店

11:00小安峡到着 散策

12:00奥小安峡温泉 阿部旅館で入浴

13:00泥湯温泉・川原毛地獄

14:00宿泊先 湯沢市横堀

15:00ラジウム岩盤浴

18:00夕食

圧倒・小安峡の大噴湯(だいふんとう)

小安峡までの通り道に稲庭うどんで有名な佐藤養助の総本店があるということで、立ち寄って直営店のみで売られているコスパの良い一人前280円の干饂飩をおみやげに買い、製造工場内を見学しました。
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食堂は11:00からの営業ということで、そこで食べませんでしたが、車で待っているお客さんも数台見られました。

七代佐藤養助 稲庭饂飩 切り落とし 300g 540円

ちなみに、かみさんは横手に入ったあたりから、おねむモードで、そこでやっと目を覚ましました。
このところ忙しく、朝仕事もあったので、少しは休めたかなという程度でした。

しかし、ほどなく小安峡に着き、大噴湯を見るや否や二人ともその迫力に大興奮。

ちなみに手前の観光物産館側の大噴湯のある川へ降りる階段が400段、大噴湯を過ぎて上る階段は急こう配で300段と、初老にはきつかったです。

大噴湯はシューーーっと大きな音を立てて水蒸気を吐き出しています。
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脇の川も前日の大雨のせいか、濁流となりこちらも迫力を増してくれました。

この記事をシェアしてあるfacebookに映像をアップしてあります。
下に湧き出るお湯は92℃あるそうで、触れるな危険の注意書きでした。

■荒涼とした川原毛地獄
一汗かいたので、調べていた奥小安峡温泉・大湯温泉の阿部旅館に日帰り入浴しました。
とろっとした湯で、内湯はいい熱さで体へのよさが感じられました。
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露天の先に脇を流れる混浴の川風呂もありましたが、増水で冷たく早々に脱出しました。
入浴はそのときは貸し切り状態でした。
露天は温めだったので、内湯で時間を過ごしました。

いい湯で温まり、次は、恐山と富山の立山と並ぶ三大霊山という川原毛地獄を見にいきました。

8月に念願かなって恐山に行きましたが、こちらは恐山に比べても、ガスがところどころで噴出し、景色も荒涼として我々のほかに人もおらず。
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昔、玉川温泉に宿泊した際、天然の岩盤浴を体験し、むろの中で有毒ガスにやられたらしく、一昼夜、頭痛と吐き気と激しい下痢に襲われた記憶を思い出しながら、川原毛地獄を立ち去りましたが、いつかその奥にあるという滝の野天湯に入ってみたいもんだと思いました。

その後、湯沢市の横堀という街中にある温泉に泊まり、それこそ玉川温泉ラジウム石を使ったという岩盤浴に挑戦。

僕はミストの熱さに息苦しく20分ほどでやめましたが、かみさんは一時間も入っており、日々の疲れを岩盤浴の効能で十分に癒したようです。

夕食は鯉の甘露煮と秋田もち豚がメインで、ビールをちびりと。

そんなこんなで一日目は終わりました。