残酷な天使の云々 その2
■ユキさんの霊視
話はなかなか終わらなかったのですが、今にして思えば、当時、うちのかみさんは、その集まりに参加したことにたいそう腹を立てていて、電話で連絡したら、怒っていましたね。
で、この飲み会の僕にとっての目的である、前世のメグさんとのつながりについて、「ユキさん」に聞くことにしました。
○ここで、登場人物を整理したいと思いますが、
・僕
・サラちゃん(霊感のある、妻の職場のバイトさん)
・メグさん(サロンでサラちゃんに相談した子)
・ユキさん(サロンの方)
・ヒロコさん(飲み会の参加者、ユキさんの関係者)
・タカヤマさん(ユキさんの友だちで、僕の弟の元同僚)
・クラサワさん(飲み会途中参加の営業マン)
の7人です。
さて、ユキさんのことは、事前にサラちゃんからチラっと聞いていたのですが、霊感を発揮するようになったのは、当時、まだ間もない時期だったということでした。
それで、まだ自分で力をコントロールできない部分があるというのを聞いていました。
なので、こちらも慎重に対峙しました。
ユキさんは、薄いショールのようなものを取り出して、目を閉じ、体を斜めに右に斜めにさせて、霊視をし始めました。
その結果
・僕は天使の生まれ変わりである
・僕はローマ時代のどこかの国の王であった
・僕は暴君だった
・ヒロコさんが年下の幼なじみでヒロコさんを好きだった(現世ではヒロコさんが僕の一つ年上)
・でもヒロコさんが好きなのはクラサワさんだった
という結果でした。
みんなキョトンとして話を聞いていましたが、僕は自分の事なので、よく話を聞きつつも、丸裸にされるようで、恥ずかしかったです。
恥ずかしかったからというわけではありませんが、メグさんもそろそろ帰りたいということだったので、メグさんを車で送っていくことになり、その場を後にしました。
「メグさんと俺、なんも関係なかったね。。。」なんて話しながら帰ったでしょうか。
「あーあ、言っちゃった・・・」
その後、どうしても「あやかし」の件が気になり、かみさんを通じて、サラちゃんと会って、除霊をしてもらうことにしました。
除霊は当時住んでいたところの近所の大きな公園で、行われました。
背中をさすられるかすると、サラちゃんが
「ほーら、むこうにぴょんぴょんと飛んでいきましたよ。見えませんか」
なんつって、僕には見えませんでしたが。。
そういう訳で、「あやかし」の件は終わりましたが、こないだの飲み会の話になって、「こうこう言われたよ」と話したたら、サラちゃんは
「あーあ、言っちゃった・・・」
と、がっかりするように言いました。
というのも、「天使」という概念は人間にとって、よいものばかりではなくて、どちらかというと、「使徒」に近いと。
僕はエヴァンゲリオンも何も見たこともなくて、今になってスーパーロボット大戦なんかのゲームで、その世界観のちょこっとを知る程度なのですが、サラちゃんいよると、ユキさんは、前述の通り、霊感に気付いて日が浅いので、他人への伝え方を身に着けていない、とのことで。。。
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 PlayStation3 the Best
でも、僕にとっては、まだそのことについて深く追及していないし、確かに高校の文化祭のクラスのビデオで、悪の木っ端の生徒会長をやったけれど、そんなそんな「使徒」なんて概念、わからないし、、、いずれにしろ、そのことについての方が、「あやかし」よりも、今では、背中に張り付いている気分で、恥ずかしい話ではありますが、僕の持っている本性の一部分ということで、何卒、このブログの奇特な読者の皆様におかれましては、ご理解願いたいと思います。
後は、サラちゃん自身の霊力や身の上話もたくさん聞きましたが、これはプライバシーに関わることなので、、、
あの時会った皆さんがどうしておられるか、正直少し心配な昨今です。